
Shield Case
シールドケース製作
シールドケースとは
シールドケースは、電子機器内部の基板や部品を電磁ノイズ(EMI/RFI)から守るための金属カバーです。スマートフォンや通信機器、車載電子部品など、電気信号が高速化・高密度化している機器ほど、外部にノイズを出さない・外部ノイズを拾わないための「電磁シールド」が重要になっており、その役割を担うのがシールドケースです。一般的にはステンレスや銅合金などの薄板をプレス・曲げ加工し、必要に応じてメッキや各種溶接を組み合わせて製作します。
Our Features of Shield Case
こだまのシールドケース製作技術
豊富な取り扱い材料
こだま製作所では、42アロイ・洋白・ニッケル合金・錫メッキ鋼板(ブリキ)・ステンレスなど、多種類の金属板材を取り扱っています。
板厚も薄板から比較的厚みのあるものまで対応しており、幅広い材料ラインナップから、お客様のご要望に応じた材料での製作が可能です。
「別の材質での製作を検討したい」といったご相談も、図面や現物サンプルをもとに柔軟に対応いたします。お気軽にお問い合わせください。ます。「今使っている材質は適切か」「別材質での検討をご希望の場合」といったご相談も、図面や現物サンプルをもとに検討いたします。

1個からの小ロット対応
試作・評価用シールドケースや、規格品が合わない基板に合わせたシールドケースにも1個からの小ロットで対応しています。金型を使わない曲げ・溶接を中心とした工法のため、金型レスで短納期にご提供可能です。形状が固まっていない段階でも、スケッチやポンチ絵から「この形で作れるか」のご相談を承ります。まずはお気軽にお問い合わせください。

簡易金型で中ロット量産に対応
こだま製作所では、専用の高価な順送金型をつくらずに、簡易型(簡易金型)+曲げ治具 を組み合わせた工法でシールドケースを製作します。立ち上がりの評価試作から、数百〜二千個クラスの中ロット量産までを一貫して同じ工法で対応できるため、「まずは中ロットで立ち上げたい」「金型投資を抑えたい」といったご相談に適しています。板厚や材質、公差条件に応じて、金型構造や治具を都度設計し、成形後の反りや歪みを抑えた安定した品質を実現します。

溶接品質にこだわった仕切り板取り付け
シールドケース内部で回路ブロックを分割したい場合、仕切り板をスポット溶接で取り付ける構造 が有効です。こだま製作所では、母材の板厚や材質に合わせて溶接条件・電極形状を最適化し、十分な機械強度を確保しつつ、過度なスパッタや歪みを抑えたスポット溶接を行います。仕切り位置や高さは、お客様の回路レイアウトに合わせて柔軟に製作できるため、ノイズ経路を意識したレイアウト変更にも対応しやすい構造です。ご指定の寸法・配置で製作いたしますので、お気軽にご相談ください。

四隅はスポット/レーザー溶接で絞り形状を擬似的に再現
シールドケースの四隅は、本来プレスによる「絞り形状」で量産されることが一般的ですが、試作や小〜中ロットでの製作時には絞り金型を用意せず、各種溶接技術を活用して対応しています。こだま製作所では、試作や中ロットの開発品など少量多品種で求められる現場に適し、四隅の閉じ方にスポット溶接・レーザー溶接のいずれにも対応しています。特にスポット溶接は、少量対応に柔軟かつ加工歪みを抑えた仕上がりを実現できます。一方、光学・医療・高品位機器用途など、気密性や外観品質が重視される場合には、ビード幅が非常に細く歪みも極めて少ないレーザー溶接を用いることで“絞り形状”に近い滑らかな仕上がりが可能です。部品サイズや形状、用途・精度・後工程(メッキや組立)なども考慮しながら、最適な方法をご提案します。「1個からの試作」〜中ロット生産まで、お客様の用途やご希望に合わせて高品質にご対応いたします。

各種メッキ・表面処理で性能・外観を最適化
シールド性能や耐食性を高めるために、ニッケルメッキやスズメッキなどの各種表面処理まで一貫対応しています。母材の選定(銅・アルミ・ステンレスなど)とメッキ仕様について、用途に応じたシールドケースを製作しています。メッキの種類、下地、膜厚などを明記の上ご相談ください。

