抵抗スポット溶接

スポット溶接とは

スポット溶接は、抵抗溶接の一種で、2枚の金属板の接触部を電極で上下から加圧しながら大電流を流すことで、材料内部に発生する電気抵抗熱によって局部的に溶融・接合する溶接方法です。

接合部は点(スポット)状に溶融されるため、強固で安定した金属接合が得られることから、
自動車・電子機器・精密機構など、幅広い分野で採用されています。

スポット溶接は、機械容量・電極形状・通電方式(ダイレクト・インダイレクト・シリーズ・ツイン)などを調整することで、板厚・材質・形状に応じた最適条件での溶接が可能です。

こだまのスポット溶接技術

こだまでは、創業当初から抵抗溶接を基盤技術としており、70年以上にわたり、建築金物・家庭用品から産業機器・電子部品・車両部品まで、多様な製品のスポット溶接を手がけてきました。

現在では、エコロジーでクリーンな接合技術として、半導体製造部品・精密機器・ストレーナー・搬送トレイ・車両部品など、数千種類におよぶ製品群に対応。
独自の治具・電極設計により、一般的には困難とされる構造溶接にも対応可能です。

主な技術特徴

  • t0.03mmからの薄板・精密スポット溶接
  • 銅×ステンレスなどの異種金属溶接対応
  • 1個からの少量試作・溶接テスト可能
  • 材料調達からスポット溶接までの一貫対応
  • 電極チップを社内製作し、形状・材質に最適化

薄板構造・微細部品の接合を得意とし、
電極設計から最適電流制御まで社内で完結する点が大きな特徴です。

薄板・微細スポット溶接

創業以来蓄積してきた抵抗溶接のノウハウにより、
電極そのものを自社で製作・調整できる環境を整えています。

これにより、形状・材質・板厚に合わせた最適な通電条件を実現し、
t0.03mmクラスの超薄板でも焼けや変形を抑えた高品質接合を可能にしています。

異種金属スポット溶接

スポット溶接は「抵抗値の違い」を利用した接合法であるため、
異種金属間の接合には高度な知識と制御技術が必要です。

こだまでは、銅×ステンレス、ニッケル×鉄など、
従来は困難とされた異材溶接にも独自技術で対応しています。
通電バランス・加圧・通電時間を細かく制御し、
強度と導電性を両立した安定接合を実現しています。

溶接テスト・開発支援

新素材や新構造の開発段階では、
スポット溶接の加工テスト・破壊試験も実施しています。

溶接電流・加圧力・通電時間などの条件最適化を行い、
必要に応じて溶接条件データの提供(有償)も行っています。
試作段階での接合評価・検証支援にも対応可能です。

電極・治具設計

t0.05mm以下の薄板や、筐体奥行750mmまでの構造物にも対応できるよう、
社内で電極(チップ)や治具を製作しています。
電極形状・材質を最適化することで、
被溶接物の変形や通電ムラを防ぎ、安定した品質を確保しています。

技術まとめ

こだまのスポット溶接は、長年にわたる実績と独自の設備技術により、
一般的な抵抗溶接の枠を超えた高精度接合を実現しています。

  • t0.03mmからの薄板スポット溶接
  • 異種金属溶接(銅×ステンレス・ニッケル×鉄など)
  • 微細接点・抵抗体・熱電対の溶接実績
  • 電極設計から治具製作までの一貫対応
  • 溶接テスト・破壊評価などの開発支援

これらの技術により、試作から量産試験、量産移行までの 抵抗溶接ソリューションを提供しています。

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